横行する「数の偽装」に歯止めを!

   宮前区鷺沼・東急マンション計画の焦点に浮上
 鷺沼の運動は、地域ぐるみの反対の声を無視して着工したものの、5階まで建ちあがっていた建物の解体を余儀なくされるという全国でも稀なケースを辿りました。        
 土壌汚染の対策工事も終了して新計画が動きだしました。
宮前区鷺沼東急マンション
 当初計画は11階建て、高さ31m、539戸。東急自身が2階建て以上は建てないでという条件で分譲した戸建て住宅街の目の前です。15mの高さ制限地域なのに除外規定を使って倍以上の高さを建てようとしたのです。しかも、規制緩和を受ける条件として造られる公開空地が袋状の中庭で、地域に全く開かれていないのですから、激しい反対運動が拡がったのも当然です。

 さて新計画は?
さすがに高さは15mに抑えられました(東名高速寄りの傾斜地は20m)。ところが高さは半分になったのに何故か戸数は490戸、1割も減っていません。
 必要な棟間隔もとらず、敷地いっぱいにべったりと建物を配置。なんとしても戸数を確保しようとしています。そのため、「1敷地1建築物」という建築基準法の大原則に背いて6棟を2棟と偽装する脱法的手法が取られている疑いが濃厚です。
 アセス手続きを通じて、きびしい検証が求められています。  
9年間の住民運動、画期的な成果

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祝!解決

当初計画をめぐる住民運動の詳細な経過は、
 「鷺沼地域の住環境を守る会」
のホームページをご覧ください       http://www.geocities.jp/saginuma4cho/
08.9月14日、アセス公聴会開催

           傍聴できます(事前申し込み必要) 

破綻した当初計画